地球再緑化機構

Earth Reforesting System
年々拡大する砂漠を再緑化する日本人NGO


いつの日かもう一度、地球の上に森がひろがる

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「インドの砂漠が森へと甦る。イマジン&実践レポート」No.4
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  「いつかもういちど、ちきゅうのうえに森がひろがる」
    ことを願う私に今できる小さなことをレポート
      NGO地球再緑化機構がインドから発信
         http://eForest.org/

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もくじ

●杉本寛子様からのメール
●あなたからの1冊が インドの子供達に届きます
●砂漠考5 「砂漠化」
●水の出ない蛇口。
●「生態学からみた森林の生態」その1
●編集後記

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地球再緑化機構賛助会員クリスタルスペース
代表の杉本寛子様からのメールを御紹介します。
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アナディ、ナミート、インドの大地を再び緑に、 熱いしかし燃えすぎず
穏やかにおき火のような暖かく人の心を引き付けて離さないその心意気に
なんと心を打たれたことか。スローライフをテーマにしているつもりで
おりました私のスタイルを真のスローライフを見せてくれました。スロー
ライフをテーマにしていながら大忙しのナミート。しかしナミートの最終
目的はスローライフであることを私は勝手に感じ取ってしまいました。
アナディー、セ・ツゥーは真にスローライフ。
そこで私もインドで発表させていただいたように私もいつかインドでスロ
ーライフという気持ちを日本に帰って来た今、強い決心と
ゆっくりと実行に移してゆこうと思っておるところです。

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アナディー、アニーシャ、ナミートお元気ですか? 犬君やロバちゃんも
元気ですか?(名前忘れちゃった;;)
こちらはベビーマサージのセミナーが大変好評です。
皆様のあたたかいはからいでベビーマッサージを学ぶことが出来大変
ありがたいことだと思っております。

本日もベビーマッサージの講習会がありました。
赤ちゃんもゆったりと幸せそうな顔をし、お母さん達も本当に子供を産ん
でよかったという満足な顔を拝見することが出来ました。
静岡の助産婦会の方たちも大変興味を示しており、本日も何人か見学に
いらっしゃいました。
Dr.プラバから 説明された内容をお母様方に「楽しく希望を持って
赤ちゃんに接するように」と話していくと目がキラキラと輝くんですよね。
Babyたちが(1ヶ月半位の赤ちゃん)にこにこと幸せな顔をして笑い
、その後すやすやと気持ちよさそうに眠りました。
調子もいいそうで指導する私たちも喜びに包まれております。

これもDr.サダナンダ、Dr.プラバ両先生のおかげです。
ありがとうございました
実は、受講料をナミートやアナディーのおかげでお支払いすることなく
受けることが出来たことを感謝し、私もアーユルヴェーダを広めたい
気持ちを十分持っているので今回のセミナーは高い受講料をいただく
ことなく開いております。
静岡のカルチャースクールでもベビーマッサージの講習会がありました
が材料費別で¥15,000−も講習料をとっているので驚いています。
ちなみに私たちはオイル代は別途ですが¥1,300−です。

さて相談ですが、この受講料の一部(経費を除く)を大学への寄付と
緑化運動の一部に当てたいと思っております。
割り振りはそちらでお願いします。
セミナーの会場でもその事をお話しております。皆さんもそのことは
とてもよいことだと納得していらっしゃいます。
募金箱もこっそり置いてみようかとも思っています。
少ない金額ですがコツコツ貯まったところで振込みしますね。

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皆様お変わりありませんか?
私はいつも元気です。
先日、静岡の助産婦会でベビーマッサージの講義をいたしました。
とても好評でみなさんに喜ばれてうれしかったです。
毎週水曜日にはベビーマッサージの講習会も開いています。

森林と大学への寄付金がいくらか集まりましたので振込みいたします。

楽しみにしていてください。

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 この寄付金は、アナディ、ナミート達やDr.お二人のおかげで、助産士 富岡先生

の協力を基に、日本のかわいいBABY達が、豊かな愛情を受け継ぎ、

伝える事のできる、最も素晴らしい経験になる事を、期待しています。

富岡先生も、とても寛大で、愛にあふれる方です。

 この藤枝で今、広がり始めています。富岡先生のクリニックに天使たちが、

うっとり、驚いて泣いたり・・・の毎回大騒ぎです。

天使たちは便秘が改善され、又、ベルベットのような肌になったり、

深くよく眠ったりと、効果大です。

親子の愛情交換は、当然の事ですが、母親側の子供に対する

観察力が、更に深まったとも感じ取れます。

 そんな訳で、豊かな緑の大地と、更なる大学の発展のために、

本当に本当に、少しですが、お役立て下さい。

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<<< あなたからの1冊が インドの子供達に届きます >>>


坪田愛華さんの書いたマンガ「地球の秘密」をインドの学校へ送りましょう

「地球の秘密」という本をご存知でしょうか
数年前、坪田愛華さん(当時12歳)によって書かれた環境問題をテーマにした絵本です
マンガに込められた少女の思い、そして志し
その絵の普遍性と現代的なセンス、明るさ
しっかりした構成と力強い説得力
地球の思いをそのまま表したアースというキャラクター
この本という贈り物が日本から世界に発された必然性
愛華さんはまさしく菩薩です
この本を読めばあなたにも深い感動と感謝が湧いてくるでしょう

地球環境平和財団が発行した「地球の秘密」の英語版を20冊、
インドのデカン高原にあるHUD高校へ寄贈します
本: http://www.chikyu-e.com/activity/kids/materials/index2.html

HUD高校は 地球再緑化機構と対話をつづけていて、
プネー市郊外の半砂漠地帯の田舎にある、中高生が6,700名ほどの学校です 
キャンパスを緑にしようと 校長先生や教頭先生らが先頭に立って 
こつこつと努力をつづけておられます

砂漠化した地を再緑化していくためには
何故、植物を大事にして行かなければならないか といった啓蒙も大切です
「地球の秘密」では 地球での植物の大切な役割が説明されています
驚くのは その絵本をつくったのが12歳の少女だったということ
とても正確に事態を把握していて 効果的で説得力のある構成になっています
環境問題を解っているような顔の我々でもこんなに整然と絵文が作れるだろうかと
本当に感心してしまいます
愛華さんは この書を書き上げた12月25日の直後、脳内出血で急死してしまいました
後にこの書はリオの地球サミットや京都の会議でも展示されて評判を呼び、
国連グローバル500賞を受賞しました

こうした背景の物語も含めて 一人の少女の魂を込められたこの本は
きっとインドの学校の生徒達にもいい影響をもたらすに違いありません

20冊の本の代金が 1000円×20冊=20000円
インドへの航空貨物送料が20冊でおよそ 10000円
合計                  30000円 となります

集まったお金が30000円を上回ったときは 本を書い足します
端数の額はこちらで調整します
20冊のうち日本語の本を1冊含めるかもしれません

よろしければ あなたも1冊分でも協力してください
1500円でほぼ1冊のプレゼントが出来ます

募集期間:本年3月末まで
    (2月の間、あるMLで募集していました。今回が最終です)
協力金の送付先: 郵便貯金口座
           記号 12460
           番号 25383971
           名前 地球再緑化機構
         振込手数料は1万円以下の場合、70円です

実際に現地で手渡されるのは 本の購入や発送、現地での学期のタイミングなどがあり
数ヶ月先になる可能性があります
そのあたりは日本とは少々感覚が違いますのでご了解ください

真心をありがとう!

                   地球再緑化機構 日本事務局

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●砂漠考5 砂漠化

そもそも砂漠とは何か
何をもって砂漠と呼ぶか

世界中の砂漠と名付けられた場所の 地質、気候、生物相はさまざまだ
中国では沙漠 水が少ないか、あるいは無い場所の意味だ
日本では砂漠 砂があって、水が少ない場所 という字になる

岩砂漠とか礫砂漠、砂砂漠とか 地表の鉱物の状態により
いろいろ呼び分けられているが 岩砂漠や礫砂漠でも砂はたくさんある
そうだから日本の字が 的外れということでも無いようだ

辞典が手元に無いが どういう定義になっているだろう
杉山龍丸さんは 著書の中で
「地表に水がほとんど無いか少なくて 
 本来その地に植生する植物が著しく失われた土地」というような定義を
されている

さて乾燥地であれ、熱帯雨林であれツンドラであれ
地表の生物相は 年々変化していく
その変化は早いものもあり遅いものもある
(ここでは季節変化のことは問題にしていない)
しかし変化が無いということはない
例えば 大白川や白神山地の天然ブナ林といった極相林であっても
長期的に見れば変化はある
大昔はシダが繁茂した場所だったかもしれない

ここでいいたい事は 土地土地の生物相というのは固定したものではない
 ということだ
向きと速さを持っている、変化しつつある状態なのだ
火山の桜島とか富士山とか言う
しかしその火山が 噴火に向けて準備をしつつあるのか
エネルギーが抜けて休眠に入りつつあるのか 
火山という言葉は 状況を表してはいない

砂漠というときも それはその土地の状況を表すものにはなっていない
より不毛になりつつある砂漠もあるし 
植物相が豊かになりつつある砂漠もあるかもしれない

極言をすれば すべての土地は砂漠化しつつあるか
それとも反砂漠化、緑化しつつあるか どちらかの向きを持っていると
考えてよい
人間社会の経済でも 上向くか下降するか ともかく
同じ状況に留まっていないのと 同じ事だ
さらに砂漠化のスピード、緑化のスピードを持っている
そのスピードは 両極端に近づくほど遅くなり、中間部分では速くなるようだ

その地を指して○○砂漠と名付けられていても
そこがどういう状況にあるのか 我々は知らなければならない
その地が自ずから緑化、生物的多相化に向かっているのであれば
さほど心配はいらないかもしれない
その地が砂漠化に向かって激しい変化を起こしつつあるとき
我々は原因を探り、必要に応じて処置を行わなければならない

地球全体を一つのものとして考えるとき 
それは砂漠化の方向に向かっているというのが
そこに棲む我々地球人類の認識になっているといってよいだろう
手放しをしていては 破滅の滝に向かい流れ落ちていくばかりだ
何もしなくてもいい というような悠長なことを言っていられたのは
数十年前に過ぎている

皆がそれぞれの場で 出来る事をやって
地球の寿命を本来のものに戻さなければならない

私一人ぐらい何をやっても大勢に関係ない と
砂漠化を加速させる行動を取ったり 緑を守り育てる行動を取らなかった
り皆が同じ様に考え行動したら もはや地球はひとたまりもない

「地球の秘密」を書いた坪田愛華さんは 小学校5年生にして
この意味の事を指摘している
 (藤田教行)


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●水の出ない蛇口。

インドでは、蛇口があるからといって、そこから必ずしも水が出るとは限ら
ない。
生きるためには絶対必要な水さえも、インドではとても貴重なものなのであ
る。
今住んでいるバンガローに移ってからというもの、水のトラブルはほとんど
なく、毎日優雅にお湯をためてお風呂(日本でいう大きな生ゴミバケツ)に
ぬくぬくと入っていたのですが、やっぱり水のトラブルがやってきました。
かれこれインドに5年住んでいますが、どこに住んでも必ず多かれ少なかれ
水のトラブルがあり、トラブルの無い場所など超超まれで、インドの大金持
ちくらいしかトラブルを体験しない人はいないといってよいでしょう。

インドでは、水道の蛇口に鍵がつけられているところも多く、この鍵はそこ
の敷地のオーナーか管理人がしっかりと握り締めているのであーる。

アニーシャむらかみ「ああ、インド暮らしの日々」・第32号より
http://samasati.net/melmaga/

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●「生態学からみた森林の生態」その1

昨日、NPO緑の地球ネットワークの第10回総会があり
それに先立って、大阪市立大学名誉教授の吉良竜夫先生の
「生態学からみた森林の生態」という講演があったので
久しぶりに大阪まで行って聞いてきました
そこで聞いた話です

*森林を再生するとよく言うが、元のような森にするのか
 新しい別の森にする(させる)のか よく考えておくべきである
 つまり森を再生するにはいろいろ目的が有る多様性を作り出すのか、
 水源を涵養するのか、斜面の浸食を防止するのか、、

*自然に放っておいたときに どのように復活するのか理解していない
 と 上手に再生は出来ない
  基本的なメカニズムとして、森林の再生は 段階的に起こっていく
  
*たとえば ボルネオの熱帯雨林で 人為的に裸地を作り出すと
 最初にオオバギの仲間がはえ、7年で20mの別の木が茂る
 30数年が経過しても もとの原生林の種とは別の木が茂っていて、
 バイオマス(生物量)が戻るのに100年、種類が同じになるのに
 200年かかるだろう
 これだけ植物によい条件のそろった地域でもこれだけ時間がかかる

*生物の種多様性が高い所は、アマゾンよりも東南アジアのボルネオ島
 50ha に1100種の植物が見られる
 日本では 切り株から萌芽するが 熱帯林では種からの発芽が多い

吉良先生は 熱帯雨林、日本の里山、モンゴルのタイガと
自分が研究をしてきた3つのタイプの森の話をされたのでした

熱帯雨林については 先に報告した様に
森林が再生するときに その植物相の遷移が
植物育成の条件に恵まれたボルネオの豊かな雨林で
いかに時間が掛かるものか述べられたのでした

里山の話では
針葉樹の若木の再生の方法として 土の表面を熊手で引っ掻くと言う
方法を紹介された
風で飛んでいく羽のついた針葉樹の種子は 土が湿っていて裸の土にしか
定植しないそのため熊手で土の表面の枯葉を払うというやり方をする
要するに、「森林再生の方法は植樹だけではない」という例を示された

それから現在の里山ではだれもが竹を利用しなくなっていて
その結果、落葉樹林が常緑樹の森に遷移していくという
一般公式が成り立たなくなるくらい 竹が全体にひろがるように
なってきている
竹というのは(100年に1度といわれるが)いっぺんに開花して枯れるという
現象を起こすので単純には言えないが等比級数的に面積が増えていくようで
とくに西日本でこれは顕著に現れ始めているところ なんだそうです

モンゴルは草原の国という印象だが北部の方は
シベリアからつらなるタイガ(針葉樹林)が広がっていて
(バイカル湖のような)美しい湖もあり リゾートとして
環境汚染が始まろうとしているという

 (藤田教行)

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●あなたのおもいを送ってください。(送り先はinfo@eForest.orgへ)

「木や草との思い出話はありますか?」
「緑の中で何をして遊びましょうか?」
「どんなやり方で木を育てましたか?」
「砂漠、植物、水、土などについておもうことありますか?」
「森の詩をうたってください」

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●編集後記

インド政府森林局の調査レポートでは、5年前インド国土の8%まで
減少した森林面積は3年間で11%まで回復しつつあるそうです。日本
の66%と比べれば危機的状況にかわりありませんが、今年施行された
法律で1本の樹を伐ると10本の苗木を植えることが義務つけられ
無許可伐採者は刑務所に入れられることになりました。

HUD高校では1000本の苗木が元気に育っています。

ワノリ育苗園も、かなり充実してきました。3年前に工事現場から運んで
きた残土もいい土になってきて保水力が増し、微生物を培養して稲わら
などと混ぜた堆肥のおかげで1万本の苗木たちが元気に育っています。

乾燥に強い高木低木潅木の樹種も増やし、5種類の被覆植物の実験もして
います。被覆植物の中に蒔いた、高木の種が発芽して2mまで育っています。

アーユルヴェーダ大学病院では1年前から貴重な水分を地面に保水する
ためワジ(涸れ川)の作業を続けてきましたが、変化が出てきました。
大学病院のインド人ワーカー達が口々に、「 井戸水の水位がこんなに
上がって、晴れが続いてもほとんど下がらなくなった。」と報告してきました。
例年では乾季2月から水不足になり、4ヶ月間毎日給水車2台分の水を買って
いたのですが、2004年7月から3月10日現在まで給水車なしで、しかも井戸
の水位は満杯です。「21年ここに住んでいるが、こんなことが起こるのを
初めて見た!」と感激して話していました。以下のページに現場責任者
ナミート氏の報告があります(英語です。翻訳して下さる人を募集します)
「Nature will teach you」 Diary
http://eforest.org/english/namito/200406.shtml#new

パンチガニの高校から水の涵養と緑化をテーマの授業を依頼されました。

主婦の友社「わーずわーす」第2号でサマサティと地球再緑化機構が紹介されました。

(アナディおぶくろ)


ご意見ご感想などは以下のメールアドレスへ、お待ちしています。
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地球再緑化機構インド事務局 Earth Reforesting System 
S. No.36/2/3 Kharadi village,near IT center,Pune 411014 (MS) India
phone:91-20-56222773 info@eForest.org
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