地球再緑化機構

Earth Reforesting System
年々拡大する砂漠を再緑化する日本人NGO


いつの日かもう一度、地球の上に森がひろがる

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森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森
「インドの砂漠が森へと甦る。イマジン&実践レポート」No.5
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  「いつかもういちど、ちきゅうのうえに森がひろがる」
    ことを願う私に今できる小さなことをレポート
      NGO地球再緑化機構がインドから発信
         http://eForest.org/

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もくじ

●ああ、インド暮らしの日々「放火魔。」
●「生態学からみた森林の生態」その2
●「お風呂と樹」
●「地球の秘密」
●「あなたのおもいを送ってください。」
●編集後記「こころのなかの緑」
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●「放火魔。」

私の住んでいるパンチガニは、雨季の6月から9〜10月にかけて雨がたく
さん降るとはいえ、今インドは猛暑の夏に向かっているため、雨季には緑の
じゅうたんになる予定の草っぱらも、暑さと乾燥で枯れ草が広がっている。

そのカランカランに枯れた草の上に、火をつけて逃げる地元の困った人たち
がいるのである。

枯れ草はとても燃えやすく、少しの火でもたちまちメラメラと大きくなる。

つい先日、夜の7時半くらいに、パチパチ、と外から音がしたので、まさか
こんな夜に、草原燃やしてるんちゃうやろな・・・と思い外へ。

すると、ゴォォォォ、と、バンガローの敷地のすぐ前のエリアが広範囲に燃
えていた。
私はてっきり、その土地の持ち主が草を燃やして、雨季に新しい草が生えて
くるようにしてるのかと思いきや、住み込みワーカーのプラカッシュいわく、
放火だという。彼の話によれば、彼が住んでいる家(私の住んでいるバンガ
ローの敷地内に、ワーカー用の家が一つある)のすぐ真ん前に火をつけよう
とした女性二人組みがいて、彼がその女性の腕をつかんだらしい。
すると女性二人組みは泣きながら、もうしません、とかなんとか言いながら
去って行ったとのこと。

次の日の昼間も、外からパチパチパチ、と音が聞こえて来たので、もしかし
てまた?と思いながら外へ出たら、やっぱり放火だった。

どうやら私の住んでいるパンチガニは、放火魔が多いらしい。
火をつけて、うっぷんを晴らしているようだ。

それにしても、最近の暑さのせいで、食べ物のいたみが早い。
冷蔵庫に入れている牛乳も、毎日数時間ある停電のため、すぐにヨーグルト
になってしまう。
チャイを作ろうと鍋に牛乳を入れたとたんに牛乳が分離し、ヨーグルトティ
ーになってしまうのである。

インドの牛乳は、低温殺菌されてはいるものの、だいたい2〜3日しか持たな
い。持たないといっても、冷蔵庫に入れてて牛乳がドロドロしてきた場合は
ヨーグルトになっているだけなので、一応食べれる。
私はたいてい、うちのワンコたちにあげますが。

(むらかみアニーシャ作「ああ、インド暮らしの日々」48号より)
http://samasati.net/melmaga/

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●「生態学からみた森林の生態」その2(前号の続きです。)

最後に質問をしてみました
(砂漠に雨をもたらすほどに)森林が気候に影響を与えるためには
どのくらいの面積が必要ですか と
答えは「それは数千haか、数万haか判らないが 直接雨に影響はしない」

それから 我々の仮説、土中の根の寄生(植物間の土中根に置ける共同利用)
の砂漠緑化への応用について 考えを伺った所、
「種が同じなら可能性はあるが 種が違えば根から別の根へ
 水分が移ることは無いだろう」というお答えでした

吉良先生が講演会の終わりに話されたのは、
「緑化というものを広い面積で考えるなら
とても植樹という方法だけでは追いつかないので
別な方法も検討していく必要が有る
たとえばそれは、枯葉や下草を払って、
木の種子が発芽し易いような環境を整えてやることだ」
というようなことでした

確かにいろいろやれることはありそうです
環境教育ということだってそうです
その意味で ERSの、インドの学校との取り組みは
良い方向にあると思います

森の豊かさは 人間の豊かさでもある
豊かな森があれば 人も豊かに生きていける
だがら森を守り育てよう、失った森を回復しよう
このような認識が広まり行く様に 何か出来ることがありそうです

いっぽうで どんどん木を植えるというのもいいと思います
講演会でお世話になったNPO緑の地球ネットワーク(GEN)は
黄土高原に 出来る場所に片っ端から木を植えていく
というような活動の方針があるように思われます

ERSの場合、植えても10年、20年後に切られては元も子も無い
将来に渉って切られないことが保証されているような場所を選んで
デオライの森、鎮守の森を残していこう
というのが、考え方の一つの柱になっています

GENのような活動に接して思ったのですが
我々も、両方やったらいいんじゃないか と
木を植えられる機会、場所を得たならば
とりあえず、10年、20年はその苗木が維持されうる環境ならば
どんどん植えていくことにしたらどうか 
木が育ってから切られてしまうような状況は多々生じようが
切られる以上に植樹をしていこう と

どんどん地球上の木が切られていき緑が減少していきつつあるわけですから
中国でもインドでも
木を植える という運動を引き起こしてしまうということを
狙ったらどうかな 
もちろんその一方で デオライを復活させる活動もするのです
 (藤田教行)

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●お風呂と樹

ここインドではオフロに入りたくてしょうがないと体がせがむけど、
うちのバスルームは、西洋式の細長いバスタブを入れるほど長くない
ので、大きなポリバケツにお湯を入れて入る事にして、なんとかお風呂
の気分を味わっています。

ポリバケツがまだ小さすぎて、足を外に出さないと、体が入れないの。
しばらく足だけ御風呂に入れて上げた後、足を外に出して、体を入れて、
なんとか肩もほとんどお湯に入るので、「いい湯だなー」って気分です。

これで、体の調子がずいぶん違います。特に、雨期の最後に出発して、
雨期のバンコクに行き、雨ばっかりの日本にいて、御風呂に毎日はいって
まだ、湿度のあるバンコクにもどったあと、カラッカラのプーナに到着。

日本人も、タイ人も、しっとりした人達だなあと感じていたのが、
プーナに帰って来ると、インド人ってカラカラに乾燥した人達だなあ、と
初めて発見。東洋人(東南から東アジア)とインド人の違いは、感覚的な
しっとりした感覚の中にいることに気が付いて、乾燥しないように
意識的に感覚の世界と繋がりながら、更に御風呂に入る事で、
体も気持も、ほんとうにしっとりとなって、ああ、気分が良いです。

(今、御風呂上がりなの)。。。。

インド人でも、うちのアヤさんは乾燥していない気がする。
どうも急に物があふれ始めた中産階級たちが、乾燥した感覚の中に
いるのかな?

昔は、木を避けるように走っていた道や、木を避けるように立っていた
建物も、今は、木を切って道を広げて、木を切って敷地いっぱいに
新しい建物を立てて、更に余った土地はコンクリートやアスファルト、
タイルで敷き詰めるって感じになって来ています。

。。。。。。。。

でも、木のパワーはすごくて、数ヵ月してみてみると、木は大きくなって
小さいながらも大きな木の雰囲気をかもしだしています。インドの太陽は
強いんだね。とりあえず、コレガオンパークは地下水は浅くにあるので、
人間の飲む程水がないとしても、木が飲むくらいの水はあふれている様子。

でもコレガオンパークというか、このあたりの事情はずいぶん違うんだよね。
それにしても、ノースメインロードは砂漠と化しています。
ABCファームの先まで、さらにその先のピラミッドまで砂漠の道になって
新しい建物を大量に立てるのに、乾燥っぽいながらも生えていた林が
刈り取られてしまった。

これには参った。以前は、建物の場所だけ木を切って、あとは木を残して
工事をしているってインド人の雰囲気があったんだけど。これはプーナの
建築会社じゃなくて、ボンベイの建築会社のやり方なんじゃないかなとか
勝手に思っているんだけども。

森の中の都市のサンプルだと思っていたアシュラムも、まだ、半分以上は
森のような状態だから、何とかこれを守り続けたいなあ。どうしたら良いかな?

ラブ
(なみかわセトゥ)

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●「地球の秘密」

 先の「地球の秘密」の寄付の受付は
 予定通り、3月いっぱいで終了しました
 協力して下さった皆さん、どうもありがとうございました

 購入した本は 「地球の秘密 英語版」20冊 1000円×20冊=20000円
        「地球の秘密 日本語版」1冊  880円× 1冊=  880円
    ということになりました

本日、地球平和財団より
注文していた「地球の秘密」計21冊がとどきました
日本語版に英語版
やっぱりすばらしい出来の本でした(英語版は眺めただけですが)
再び感動しました
これをインドの学校へ贈れる事は本当に喜びです
インドのメンバーもそれを感じて貰えると思います
(愛華ちゃんの写真や言葉も最後の方にちゃんと掲載されています)

なーんて 送る前にあんまりいうと 期待が大きくなり過ぎて、
届いた本を読んでみたら「なんだ、たいしたことないじゃん」という
パターンに落ち入りそうですが、それでもほんわりじわじわいい本だと思います

(するめのような味わいです
 マンガが可愛くて それでも入っているメッセージは真剣で
 なんともいえない味わいなのです)

「地球の秘密」計21冊 本日、5月23日(土)発送しました。

土曜日だったので遠い大きな郵便局まで自転車で行って来ました
今日は大安、春の街は花盛り
交差点はどこも信号にかからず、ほとんどノンストップ
センター通りの裏道は早い田植えの最盛期、
空ではヒバリのうるさいこと
今年最初のツバメも見ました
瑞穂の国の田んぼ道を、すてきなプレゼントをカゴに載せて
Sahaj の自転車は進みます
愛華ちゃんがいっしょにいてくれるのを感じます
ああ、幸せでした

この幸せの続きを、インドの皆さん 味わってください

(藤田教行)

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●あなたのおもいを送ってください。(送り先はinfo@eForest.orgへ)

「木や草との思い出話はありますか?」
「緑の中で何をして遊びましょうか?」
「どんなやり方で木を育てましたか?」
「砂漠、植物、水、土などについておもうことありますか?」
「森の詩をうたってください」

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●編集後記「こころのなかの緑」

北海道のNさまが下さったメールに励まされて
お返事しましたのでご紹介します。
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また熱い印度がやってきました。
戸外で太陽の光を浴びるとくたびれます。

>熱そうですが、太陽の光の中、平和の心が育てられているような
>そんな風景が目に浮かびます。それは、それを想う者にとって
>ほっとする世界です。

私は樹と見詰め合うことで安らぎと満足を見つけました。
その後で折に触れて思い出すのは、生まれてからずっと私は
樹に見守られ助けられてきたことでした。樹は全ての人を
無条件に見守り助けていると感じるのは私だけでしょうか?

>樹と見詰め合って生きる…人間は本来そうあるべきだなぁ
>と思いました。

たぶん先祖たちは樹と見詰め合うだけでなく
言葉を使わない対話もして樹から智慧を授かっていた
のではないかと想います。私たちも忘れているだけで、
幼い頃には樹は仲良しのともだちだった、
という人も少なくないと想います。

それをほんの少しだけ想い出した
自分はとても恵まれていると感じています。

>自然の為に考えてばかりいるのではなく、もう
>行動していかなくてはならない時代ですね。

地球という存在は超巨大ですから
わたしたち人間が地球や自然を護ることは無理で、長い間
ずっと、地球や自然が私たち人間を育て護ってきたわけです。

私たちは、それに甘えて無茶なことをやり過ぎましたが
それでも地球や自然は大丈夫だと感じます。

「いつかもういちど、ちきゅうのうえに森がひろがる」

と感じます。

>だから、皆様は素晴らしいと、いつも思っています。

地球が地球環境を変える決意をしたので
ここ数年の激しい天変地異が起こっていると想います。

私たちができることは、ほんの小さなことですし、
それが駆け足で変化している地球の営みに調和しているか
どうかは分らないと想っています。

早くて10年後遅くて100年後に
「とんでもない大間違いをしてしまった」
と分ることも充分ありえますね?

ですから地球のためや自然のために樹を植える
とは言えませんね?私自身のためです。

自分自身のために何かを学ぶ人が沢山いるように
私自身が学ぶために樹を植えて番人をさせて貰うわけです
から素晴らしいとか特別なことではないのですよ。普通です。

>こころの中に緑色が増えそうな気持ちになりました。 

私も日々暮らしながら、こころのなかに
白や緑や青や紫やピンクや黄色や赤や黒や
様々な色模様が流れていきます。

そんなとき、ふと想いだして樹と見つめあうと
こころのなかに緑がひろがります。

そして調和力がわいてきます。

だから樹と仲良くなると、とってもお得ですねぇ。

(アナディおぶくろ)

ご意見ご感想などお待ちしています。info@eForest.org
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